2015年2月22日日曜日

イチロー

こんにちわ、しょうです。
昨日に引き続き野球の話です。

日本の野球も面白いですがアメリカの野球も面白いです。
今はピッチャーがめちゃめちゃ頑張っています。
田中投手がケガを克服してどんなピッチングをするか、
ダルビッシュ投手がサイヤング賞を獲得するか等色々ありますが
一番はイチロー選手がどこまで活躍するかです。

最近のイチロー選手は明らかに全盛期の頃に比べてかなり力が落ちました。
しかし、出場機会さえあればまだまだ活躍できると思っています。

最近こんな本があったので読んでみました。

イチロー選手の専属バッティングピッチャーを務め、中学時代の田中選手のコーチが書いた本です。
この本にはイチロー選手の試合への入りかた、普段の生活習慣などが書かれています。

イチロー選手はルーティンを大事にします。
有名なのは打席への入り方です。
バッターボックスに入るときは、バットを両手で持って上にあげ、屈伸で股関節をストレッチして、ゴルフのスイングの様に下から上に振り上げる素振りを行います。
そして、バッターボックスに立ったら、左足の軸足を定めてから、右手で持ったバットをピッチャーに向けて伸ばし、立てたバットを静止させて、左手でユニフォームの肩のあたりをまくり上げる。

この有名な動作皆さんしってましたか?

イチロー選手は日本のオリックス時代、この本の著者奥村さんがバッティングピッチャーを務めていました。
試合前にはいつも打っていたそうです。
しかし、ある時奥村さんに用があり、他のピッチャーが投げることになりました。
その時、イチロー選手は毎日の習慣として奥村さんのボールを打っているから他のピッチャーの球じゃ駄目だとバッティング練習をしませんでした。
生意気なのかもしれませんがこれがイチロー選手のルーティンなのです。
その出来事があって以降、奥村さんはイチロー選手の専属になりました。

イチロー選手はどんなに調子が悪くても決して野球道具を変えることはありません。
道具が悪いんではなく自分が悪いと考え、自分を道具に合わせるといっていました。


もしかしたら今年イチロー選手は引退するかもしれません。
メジャー通算3000本安打を記録できるのか本当に楽しみです。